【読書記録】学び効率が最大化するインプット大全

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基本情報

  • タイトル :学び効率が最大化するインプット大全
  • 著者名  :樺沢紫苑
  • 出版社名 :サンクチュアリ出版
  • 発行年月日:2019/8/3
  • https://www.amazon.co.jp/dp/4801400698

    読書目的

  • アウトプットをして知識を蓄積するためには「インプット」が必要不可欠なので、より効率的で効果的な「インプット」が出来るようになりたいと思ったため
  • アウトプットし易いインプットの方法を知りたいと思ったため
  • 本著書の目次構成

    1. インプットの基本規則
    2. 科学的に記憶に残る本の読み方
    3. 学びの理解が深まる話の聞き方
    4. すべてを自己成長に変えるものの見方
    5. 最短で最大効率のインターネットの活用術
    6. あらゆる能力を引き出す最強の学び方
    7. インプット力を飛躍させる方法(応用編)


    インプットのルール

    まず初めにインプットを行う時のルールが幾つか書かれていたので、印象に残ったルールを記録しておきます。

    ・インプットとアウトプットの割合は3対7
     「インプット」と「アウトプット」の黄金比率は3(インプット):7(アウトプット)です。この割合でインプット/アウトプットのサイクルを回すことで自己成長のスピードが最大限に加速してきます。

    ・二週間に三回の「インプット」と「アウトプット」で記憶を定着させる。
     2週間に3回アウトプットを行うと長期記憶に定着しやすいと脳の法則として言われています。これは、脳はたくさん使われる情報を重要な情報として認識し、長期記憶に保管するという法則を利用している為です。そのため必ずしも「アウトプット」でなくても良く「インプット」でも繰り返すことによって長期記憶に定着させることが出来ると言われています。

    ・読む、聞く、見るでインプット。
     「読む」「聞く」「見る」、これらを行った後に、誰かに説明出来なかったり、感想や意見を言えないようであれば、それは情報としてインプット出来ている状態では無いということを認識する必要があります。
     「読む」であれば、何となく読むのではなく深く読む(深読)、「聞く」であれば聞き流す(hear)のではなく、注意して聞く(listen)、「見る」であれば、何となく眺める(see)のではなく、注目して見たり(look)、しっかりと観察して見たり(watch)することでようやくインプットができる状態になります。
     インプットとは、脳に何かしらの情報を入れる(IN)、その後、記憶に格納する(PUT)して初めて”INPUT”なのです。情報が格納できていなければ、単に情報が頭の中を通過しただけで時間を無駄にしているということを意識しなければなりません。

    ・アウトプット前提、教える前提でインプット。
     それでは、注意深く「読む」「聞く」「見る」ためにはどうすればよいでしょうか?それは、常にアウトプットするという前提でインプットをすることです。もしくは、インプットしている情報を誰かに教えるという前提でインプットすることです。

    ・興味のあるものを3つに絞ってアンテナをはる。
     とは言っても全ての情報に注目してインプットし続けることは不可能です。まずは、自分の興味を持っている分野、キーワードを3つに絞ってインプットすることを意識します。
    例えば、雑音の中、自分の気になるキーワードが含まれている会話が自然と聞こえてしまうのは、無意識・意識的にそのキーワードでアンテナを張っているためです。このような現象を「カクテル・パーティー効果」と呼びます。

    ・インプットは目標設定とセットで。
     その際、インプットする目的、このインプットをもって何を目指すのか、何がゴールなのかを明確に設定しインプットします。

    ・インプットとアウトプットは表裏一体
     インプットとアウトプットは同時並行で行われている場合が多いです。”聞いて話す”という行動は、「聞く」は「インプット」、「話す」は「アウトプット」であるように、インプットとアウトプットは切っても切れない関係にあるのです。この特徴を認識し、同時に行うことで効率の良い学びとなります。

    ・インプット直後にアウトプット
     そのため、インプット直後にアプトプットすることをおススメします。インプットした直後という点がポイントです。インプットした直後にインプットした内容を書きだします。これを「想起練習」と呼び、何も見ずに書き出すことで強力な「想起練習」となり、記憶の定着に役立ちます。インプットした後の5分をアウトプットの時間に使うとよいでしょう。


    「読む」インプット

    ・他人に説明出来るレベルで読む。
     これはアウトプット前提、教える前提でインプットするのと同じです。ただ本を読むのではなく、どのような情報を誰に伝えようかな~っとイメージを膨らませながら読むとより一層インプットの質が上がると感じています。

    ・先入観なく読む。三点(賛成、反対、中立)読み
     誰しも個人的な思想や考えや思いがあって当然だと思いますが、本を読む時は一旦ゼロベースで先入観無く読むことをおススメします。どうしても偏った情報しか入れないと知識の幅出しがしにくくなってしまうためです。

    ・量より質
     10冊のハズレ本より、3冊のアタリ本。ただ闇雲に本を読むのではなく、出来るだけ自分の目的に合った本を読む方が勿論良いです。質の高いインプットが出来るようになってから量を増やしていきます。①質 → ②量 の順でインプット自体の効率を上げていきます。


    「聞く」インプット

    ・非言語情報でインプット
     セミナーや講演会ではスピーカーの方が、表情・声の強弱・身振り・手振りで情報を届けてくれます。これらは言語情報ではなく非言語の情報となります。せっかくセミナーや勉強会に参加するのであれば、スピーカーの話を一字一句メモを取るのをやめ、是非スピーカーの方を見て聞いてインプットするように心掛けます。

    ・ノートは重要なポイントだけ
     そうは言ってもメモを全く取らないのではなく、あくまでも重要なポイントだけに絞ってメモを取るようにします。感覚的には3対7で、3がメモを取る時間、7がスピーカーを見る時間に使うイメージを持って聞きます。
     取材記者などでメモを取りまくってる人に言わせると、メモは相手に関心を持つためであったり、自分の集中力を維持するために取っているとのことで、必ずしも記録のために取っていない場合もあるそうです。

    ・楽に聞く。
     この考えはものすごく共感出来ましたし、私自身も似たような対策を取っていたので、しっくりきました。
    相手が「嫌な温度感で接して来たな~。ストレス全面で圧迫してきてるな~」と感じたら、自分が暖簾になったつもりで受け流しながら聞きましょう。相手と同じ温度感で接する必要は全くありません。

    ・パートナーとの会話。パートナへの共感。
     すごく共感。やっぱり男女で考えは違うというのは受け入れないとダメだし、その違いをそもそも知っているかという話と、知っているうえでどう接することが出来るかということが良好な関係を続けられるかどうかに直結していると感じます。

    ・勉強中の音楽は逆効果!?
     実は勉強中の音楽は集中力を低下させるそうです。つまり逆効果だったわけです。音楽を聴くのであれば、勉強前にアップテンポの好きな曲を聞くことで勉強の集中力がアップするそうです。単純作業とかは音楽聞きながらでOK。


    「見る」インプット

    ・観察
     私自身あまり「見る」というインプットを意識したことが無かったですが、確かに言われてみると外部から入ってくる情報なのでインプットの情報と捉えて良いと思います。

    ・テレビ、映画からもインプット
     なんとなく見ているテレビや映画からも情報を得ることが出来ます。

    ・メモを見直す。
     過去に記録したメモを見直すというのも良いインプットとなる場合があります。アイデアが飛躍しなかった過去のメモが見返してみると思いがけない発見、気づきとなる場合も多くあります。定期的に記録したメモを見直すようにしましょう。


    その他

    ・寝酒は絶対にダメ。
     個人的には寝酒はやらないのですが、心身ともに良くないと言われているのでやらない方が「吉」と言えるでしょう。また、寝る前の15分は記憶のゴールデンタイムと呼ばれているので、スマホを見て寝るとか、ゲームをして寝るとかは絶対にやらない方がいいと言えます。

    ・単品の情報に枝葉を付けて記憶する。
     年齢を重ねるとともに断順に記憶力は低下していく傾向にあるので、若いころのような記憶方法とは変えていく必要があります。例えば、一つの情報(キーワード)を覚えるときは、その情報(キーワード)単体で覚えるのではなく、付属の情報(関連付け・言い換え・ストーリー化)を加えると記憶に定着させやすいと言われています。


     アウトプットするためにインプットは必要不可欠だし、そのインプットを効率的に実践できるルールが書かれている点が非常に勉強になりました。すでに似たようなことを実践しているケースから全く知らなかった考えなど刺激をもらえる内容かつ脳科学的に見たときに効果的な内容であるという点が「すぐに実践しよう!」という意欲に変わりました。
     「読む」「聞く」「見る」という場面はほぼ毎日発生するので、如何にして意識的に取り組むことが出来るかがこれから重要であると感じました。

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